オフショア開発とはWHAT’S OFFSHORE?

ソフトウェアやシステム開発、ソーシャルアプリやソーシャルゲーム、スマホアプリ開発、また、運用から保守管理などWeb領域の業務を海外企業に委託して、開発コストの削減やリソースの確保を実現する手法で、経済格差により人件費の安いインドや中国、ベトナムがオフショア開発の拠点として主流となっています。

オフショア・オンサイト・
ニアショアとは?

スタッフの採用、労務管理などは、すべてIFVが行います。チーム構築時に、お客様に求められるのは、必要なスタッフ構成を決定することのみです。チーム構築後は、自社のリソースのように、自由に指示、管理を行っていただくことができます。

オフショア

offshore

オフショアとは、より開発コストを削減するために人件費の安価な海外企業に開発業務を委託する手法です。コスト削減のみならずリソースを確保できることから、現在では日本企業の約45%が導入していると言われています。

オンサイト

onsite

オンサイトとは海外からエンジニアを出向させて開発業務を委託する手法です。エンジニアが駐在するためスムーズなコミュニケーションを図ることができます。コスト面を比較すると、日本での生活費、渡航費など別途費用がかかるため割高になります。

ニアショア

nearshore

ニアショアとは日本国内の地方都市へ開発業務を委託する手法です。東京近郊と地方の人件費の違いから見積もりが安く、コスト削減に繋がります。また、オフショアとは違い言語や環境の差がないこともニアショア開発の魅力です。

オフショア開発のメリット・デメリット

オフショア開発で海外に業務を委託する際、コスト削減とリソース確保が共にできる点が大きなメリット。反対に、要件や進捗の確認などの際、コミュニケーションを取りづらいことが主なデメリットであると言えます。

オフショア開発のメリット

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優秀なスキルを持った技術者(エンジニア等)をしっかり確保できるため、品質やリソースを維持することが可能。また、経済的格差により人件費が安価なため、中長期的にオフショアを活用すれば大幅なコストダウンが実現できます。

オフショア開発のデメリット

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日本人スタッフやブリッジエンジニアが、要件に合わせてチームを構成しますが、時差や文化の違いにより、スムーズなコミュケーシンを取るのが難しいというリスクがあります。また、単発案件では、中長期的な活用と比較しコストメリットが出にくい傾向があります。

オフショア開発の対応サービス

デザインやHTMLコーディング等の一般的なWebサイト制作はもちろん、スマートフォンアプリ、ソーシャルアプリ、ソーシャルゲームなどのソフトウェア開発、大規模なアプリ等の徹底したテストやデバック作業、ECサイトやWebサービスの運用業務など幅広い領域で対応可能です。

フロンドエンド
コーディング

コーディング、WordPressを代表とするCMSの構築などを行います。新たなツールや技術が次々と登場してくるので、定期的に書籍を読むなどの高い向上心や、技術スキルが必要になります。

システム開発

優秀なシステムエンジニアが、ニーズや目的をヒアリングし要件をまとめます。そして、それに沿ってプログラミングを行い、実際のシステム構築を行います。
既存の業務の効率化改善や最適化、新たな業務の仕組みを実現させるためには、開発初期の要件定義が最も重要となります。

ゲームの検証・デバック

ゲーム開発において必要不可欠なテスト・デバック作業ですが、チェック項目が多数に存在するため、多くの工数が必要となります。最近ではAIへ移行の取り組みもありますが、人力ほどの柔軟性はありません。

アプリ開発

Webアプリ、ネイティブアプリ、ハイブリッドアプリなど多様なソフトウェアを開発します。システム設計からプログラムの開発、動作テストまで一連の作業を行うため、幅広い技術スキルを持ったエンジニアの確保が重要となります。

オフショア開発の契約形態

オフショア開発の主な契約形態には「受託型」「ラボ型・ラボ契約」などの形があります。「受託型」「ラボ型・ラボ契約」にはどのような特徴があり、どちらを選択すればいいのでしょうか。

ラボ型・ラボ契約オフショア開発

ラボ型開発・ラボ契約とは、オフショア開発に自社専用の開発チームを設立する手法で、人材の確保、コストダウンなどリソース不足の解消を実現するオフショア開発の契約形態の一つです。海外に拠点を置くオフショアの委託会社から、1年~数年などの一定期間、優秀な人材を自社専用に確保し、自社スタッフように直接業務指示を行うことができます。

受託開発型オフショア開発

受託型オフショア開発とは、案件単位で発注、開発を委託する手法です。事前に仕様や必要な要件のヒアリングを行い、単価の見積りを算出します。品質・納期が保証されるので、求める仕様や設計、必要なシステムが曖昧でなく明確なら、オフショアのメリットを最大限に活用できます。

オフショア開発の国別の特徴

今現在、日本では約46%もの企業が導入しているとされるオフショア開発は、高い品質でコストを抑えられる開発メリットの多い取り組みですが、世界でも多くの国と地域で開発体制は整ってきており、国によってその特徴が違います。

アジア圏のオフショア

オフショア開発は様々な国で行われていますが、より人件費が安く距離的にも近いアジア圏(ベトナム・中国・インド・ミャンマー・フィリピン・インドネシア)が特に人気です。親日国が多いことや、文化的な近さを感じられる安心感も、アジア圏でオフショアを選ぶ魅力の一つです。

ベトナム
オフショア開発の特徴

ベトナムオフショアは、技術スキルが高いエンジニアが豊富な上、コストが安いのが魅力です。日本語が第一外国語になるほど親日国で、真面目な国民性であることからコミュケーションが取りやすい国の一つです。

インド
オフショア開発の特徴

インドオフショアは、多くのグローバル企業からオフショア開発の拠点とされているため、技術スキルは世界でトップクラス。最先端のツールを使いこなすエンジニアが豊富ではありますが、人件費は高騰傾向にあります。

中国
オフショア開発の特徴

中国オフショアは、そのビジネスの歴史が長いことから、実績と経験が豊富なエンジニアが多いのが特徴です。日本語能力も高いことから人気ではありますが、他のアジア圏と比較すると費用(料金)は高く設定されています。

ミャンマー
オフショア開発の特徴

ミャンマーオフショアは、人件費の安さにより圧倒的なコストメリットを期待できます。また、勤勉な民族性で、高い専門知識を持っているのが特徴です。公用語のビルマ語は日本語と構造が似ており、言語の壁も比較的超えやすくなっています。

フィリピン
オフショア開発の特徴

フィリピンオフショアは、約90%の人が日本に対して友好的な感情を持っているというデータがあります。コミュニケーション能力が高く、国が政策としてIT教育に力を入れるなど、技術力の高さも安心材料です。

ヨーロッパ圏の
オフショア

アジア圏と比較した場合、人件費は割高になる傾向があります。数学的知識に長けているエンジニアが多く、生産性(コストメリット)が高いウクライナやブルガリア、クロアチア等が注目されています。一般的に東欧には優秀なエンジニアが豊富と言われており、世界の共通語である英語でコミュニケーションを取れることが、ヨーロッパ圏オフショアの魅力となっています。

オフショア開発の課題

オフショア開発を導入するにあたり、委託・依頼する企業の多さに迷ってしまうのではないでしょうか。
委託先の選択を間違えば、目的に沿った優秀な技術者や充分なリソースが確保できず、結果的に品質とコスト面でメリットを享受できないこととなってしまいます。

オフショア開発 失敗の要因、その問題点

オフショア開発の失敗の要因には、(1)管理不足「ブリッジSEに頼りきってしまった」、(2)文化や国民性による認識の違い「日本でのやり方が当たり前だと思い、そのチームで最適な開発方法を模索していなかった」などが挙げられます。

オフショアに不安がある方は、
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